富士市長「改修工事の設計業務、民間へのアウトソーシングを増やして行く」



Q:昨年度予算化された2件の改修工事が、入札執行前に予算の変更を余儀なくされるという異例の事態となった。今後の再発防止策として、改修工事の設計業務を民間にアウトソーシングする考えはないか。 【一般質問に至った経緯】   追加工事費の補正予算審議の段階で、副市長は「あってはならない事。異例中の異例」と陳謝し、担当部局は「大規模改修事業に対する職員の経験不足も予算超過に至った要因の一つとされていることから、再発防止策として、民間企業のノウハウや見識を取り入れるほか、研修会等に積極的に職員を参加させスキルアップを図る」と再発防止を語った。  しかし、どうやって民間企業のノウハウを取り入れるの?研修会でスキルアップが図れるってホント?それで今回のような『あってはならない』事象が防げるの?・・・というわけで、建築士の視点から質問させていただいた。 【市長答弁要約】  民間へのアウトソーシングを増やしていく。しかし、職員の技術継承や技術レベルの維持のためには直営設計も必要。 【質問を終えての感想】  建築士法第3条第1項及び第2項の規定により、学校、病院、劇場、映画館、観覧場、公会堂、集会場又は百貨店の用途に供する建築物で、延べ面積が500㎡をこえる改修工事は一級建築士でなければ設計又は工事監理が出来ない。  だから、前向きな市長答弁は予想通り。  もはや民間にアウトソーシングして、民間の建築士と一緒になってOJT(オンジョブトレーニング)でスキルアップしながら一級建築士合格を目指すしか、手立ては無いと思う。建設部長とも意見の一致を見た。

 それは良いのだが・・・午前中に、私同様この問題の再発防止策を質問した議員に対して、実は、驚くべき答弁があった。

(議員)まちづくりセンターを所管する市民部にも建築系職員を置いてはどうか? (総務部長)有効な方策と考える。 (議員)人材が確保しにくければ市や県のOBを使ってはどうか? (総務部長)有効な手段と考えるので検討したい。

 聞いた瞬間、膝から崩れ落ちるような感覚に陥った。 ・・・いやいやいや、まちセンって『公会堂、集会場』だよね。一級建築士を配属させられるの? ・・・失礼だけど、市や県のOBといった云わば『古い人材』。省エネルギーやカーボンニュートラルといった現代の課題に、対応できるひとが何人いるの? 特に省エネ計算。簡便法は使えなくなってるのに、大丈夫? DXが解んないのに威張るだけの人材が配置されたりしたら、その現場は『地獄』だよ。

 とまあ、そんなわけで、今回の僕の一般質問、総務部長とのやり取りのあたりから、全部アドリブ。他の議員にした答弁に対し、答弁変更を求めるわけにもいかず…すごく困った。言っても良かったのかなあ、午前中の答弁、建築士法に抵触する可能性がありますよとか…orz  富士市で最もICT化が遅れている『組織』のひとつが富士市役所だ。ICTよりもまずOA化でしょ。失礼にならない程度に反対したけど、伝わっただろうか。

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