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令和元年 研修見学会 その3


続いて、遂に足場の取れた『新国立競技場』とご対面!建設費約1569億円、収容人数6万8千人(8万人への増設に対応)、敷地面積は東京ドーム2.4個分、大成建設・梓設計・隈研吾事務所のJVで設計施工となりました。

ご承知の通り、故ザハ氏設計の案(当時この案の実施設計の為に某大手設計事務所から国内有名大卒の精鋭数名がイギリスのザハ事務所に出向していると知人から聞いていましたが・・)をボツにしての現在案。富士宮からご参加の会員の方は「このデザインでは、日本を代表する歴史的名建築にはなれない!」との感想もありました。実に奥が深い。私個人としてはザハ建築を日本で見たかったのですが、実物を観ると、こちらも悪くない!随所に緑を配置して神宮外苑の緑と一体化したファサードは、これはこれでアリかと。

「この競技場の平面図を日本列島に置き換えて見た時にファサードを形成する木ルーバーは使用している場所(方角)がその木の産地の方角とほぼ一致している」や「4段の木ルーバーの内、最上段のみ実は木ではなく!?・・・」などの建設秘話を施工に携わった事業委員長のご好意によりお話しいただきながら、競技場の外周路を一周散策しました。さすが事業委員長!ありがとうございました。

↑事業委員長の施工秘話!

↑大量の施工体系図をチェック!?

↑神宮外苑の緑の中に

↑楽しさをこらえています


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